お盆休みを利用し、友人から受注していたアマチュア無線のIPモード用パソコンを製作した。今回は高速なCPU使うので12V動作は断念、電源内蔵タイプとなった。
小さく静かで高速なPCが欲しい言うのでまずはケース選び。最終的に選んだのはご覧の通りでこじんまりして良いケース、サイズは横20Cm高さ16Cm奥行き30Cmとコンパクトながらなかなか組立て易い構造になっている。
マザーボードはインテル製のminiITX。これにCore2Duo-3GHzの高性能なCPUを積んだ。アマチュア無線のAPRSとecholink、そしてWiRES-Ⅱの3つのシステムを同時に24時間動かそうと言う欲張りなもの。
そのため背面には3つのシリアルポート(RS232C)が出ている。
また無線機と接続するサウンドカードは1つは内蔵、もう一つはUSBで増設することにした。
要となるシリアルポート。1つはマザーボード上の端子から直接外へ引き出した。残りの2つはPCIカードで増設した。
中ほどに2枚刺さっているのがメモリ。DDR2の2GBx2で4GBと言う贅沢なもの。なおHDDの替わりに32GBのSSDを積んでおり高速な処理が可能、そして急な電源断によるクラッシュの心配からも解放される。
ケース内のスペースもかなり余裕があり放熱は良さそう。ケースには8CmのFanが付いているが静穏タイプに交換した。
今回はオーナーの希望もあり少々オーバースペック気味に贅沢なパーツを使用した。それだけコストも掛かったがコストを気にせずパーツを自由に選べるのは私にとっては贅沢で気持ちいいものだった。自分のPCではいつもコストパフォーマンス最優先なのでなおのこと・・・hihi。
と言う訳で、今週様子を見て動作試験をし近々ローカル局へ納品予定。