NoraVRによるコールサイン認証方法

PeanutsアプリやNoraExternalConnector経由で使えるPi-Starなどの装置からレピータに接続して送信すると子供の声で「認証エラー」と返ってきます。
これはJARL管理サーバーのコールサイン位置登録が切れているためです。
この認証をするには通常は実際のレピータからゲート越え通信をする必要がありますがNoraVRを使い同じことが可能になります。 続きを読む

RaspberryPiでEchoLinkのノードをやってみる。

LinuxでEchoLinkノードを動かすSvxlinkを導入する。
・まずはOSのUPDATEをやりましょう。
sudo apt-get update
sudo apt-get upgrade
・svxlink関連のファイルをダウンロードしてインストールする。
sudo apt-get install subversion libsigc++-2.0-dev g++ make libsigc++-1.2-dev libgsm1-dev libpopt-dev tcl8.5-dev libgcrypt-dev    libspeex-dev libopus-dev libasound2-dev alsa-utils
・続いて qtel をインストール
sudo apt-get install libqt4-dev
sudo wget https://github.com/sm0svx/svxlink/archive/14.08.tar.gz
ファイル名を変更する。
sudo mv 14.08.tar.gz svxlink-14.08.tar.gz
解凍する
   sudo tar xvf svxlink-14.08.tar.gz
・svxlinkのコンパイルオプションを変更するため、svxlink-14.08のディレクトリ内の
 makefile.cfg をnanoで修正する。
      cd svxlink-14.08/src
      sudo nano makefile.cfg
コンパイルオプションを変更するため以下の場所を探し
RELEASE_CFLAGS = -g -O2
のところに
  -mfloat-abi=softfp -mfpu=vfp -mcpu=native
を追加する。
続いてmakeとuser作成
sudo apt-get install cmake 
 sudo adduser svxlink
ここでは最初にパスワードを入力、後はリターンでOK
SvxLink files は  /usr, /etc and /var. にインストールされる。
build ディレクトリ作成
  sudo mkdir build
  cd build
  sudo  cmake .. 引き続き
sudo  make  (時間がかかります)
  sudo  make doc
  sudo  make install
  sudo ldconfig
終わったら、Homeディレクトリに戻りサウンドパッケージをダウンロードします。
cd /home/pi
sudo wget https://github.com/sm0svx/svxlink-sounds-en_US-heather/releases/download/14.08/svxlink-sounds-en_US-heather-16k-13.12.tar.bz2
続いてインストールします。
cd /usr/local/share/svxlink/sounds
 sudo tar xvf /home/pi/svxlink-sounds-en_US-heather-16k-13.12.tar.bz2
 sudo ln -s en_US-heather-16k en_US

あとは設定のみです。
/usr/local/etc/svxlink/の中のsvxlink.confを修正します。
sudo nano /usr/local/etc/svxlink/svxlink.conf
1. SimplexLogic
     MODULESをModuleEchoLinkのみとする
  CALLSIGNを自分のものに変更
  SHORT_IDENT_INTERVAL=-1    止める
LONG_IDENT_INTERVAL=-1  止める
  RGR_SOUND_DELAY=-1   止める
  REPORT_CTCSS=77.0 (使用するトーン周波数)
 2. Rx1
  AUDIO_DEV=alsa:plughw:1
  (0は内蔵サウンド、1はUSBサウンド)
  CTCSS_FQ=77.0 (トーン周波数)
SQL_DELAY=100
SERIAL_PORT=/dev/ttyUSB0
   (/dev/ttyS0は内蔵、USB0はUSB-Serial)

3. Tx1
AUDIO_DEV=alsa:plughw:1
PTT_PORT=/dev/ttyUSB0
最後にModuleEchoLink.conを修正する。

sudo nano /usr/local/etc/svxlink/svxlink.d/ModuleEchoLink.conf
以下を修正する
1. TIMEOUT=60  をコメントアウト
 2. SERVERS=asia.echolink.org
 3. CALLSIGN 以下を変更
 4. MAX_QSOS=1
5. MAX_CONNECTIONS=1
6. #LINK_IDLE_TIMEOUT
7. AUTOCON_ECHOLINK_ID=9999   (TestServer)
or AUTOCON_ECHOLINK_ID=494436   ( JA6VBY-L )
8. AUTOCON_TIME=300  (自動接続のインターバル)
9.PROXYを使うときは以下の設定を変更
PROXY_SERVER=elp.oitan.net
PROXY_PORT=443
PROXY_PASSWORD=jf6zsi
BIND_ADDR=10.20.30.40

これで設定終了です。
cd /home/pi でホームに戻ります。
USB機器を接続して動作確認をします。
USB-SoundにMicとイヤホーンを繋いでみましょう。
そしてsvxlink と入力すれば起動するはずです。
テストサーバーに繋がってメッセージが聞こえると思います。

別の接続でサウンド調整をしましょう。
LXTermnal を立ち上げ次のコマンドを入れます。
alsamixer
F6を押し USBサウンドを選択します。
F5を押すと録音と再生の音量を調整できます。
取敢えず音量設定が完了したら再度 ModuleEchoLink.conf
を nano で起動して接続先をテストサーバーから変更します。
完了。

最後に /etc/rc.d/rc.local または
/etc/rc.localに以下を追加すると自動起動する。

sudo nano /etc/rc.local

sudo /usr/local/bin/svxlink start

 

次のサイトを参考にさせていただきました。
ありがとうございました。
・http://www1.bbiq.jp/dhiro/99_blank009.html
・http://www1.bbiq.jp/dhiro/99_blank016.html