ある日、延岡へ遠征したおりのこと。こんな凄い車を見つけた。
しかもご覧の通り、3本も・・・。うーむ余程の好き者に違いない。
ふとその脇を見るとそこにはローバーが・・・。 しかもこれにもアンテナが・・・。
これはまた長~~~い。アンテナが付いてました。
延岡には大変な物好きがいるもんですね。
9月に愛媛を訪問した時アイボールしたJH5JJKより教えてもらったPOMトラッカー。iphone4 と比べてもこの小ささ。本体基板とGPSを重ねるのはアイデアだ。物自体は良くあるpic-TNCと言うやつでソフトはAPRStrackerを採用。これだと古いリグに簡単に取付てAPRS入門が可能になる。
新聞広告の上に並べたので見にくいがパーツ点数は少ない。これに秋月のGPS が付属する。
ICソケットの足のハンダ付けがちょっと辛いお年ごろ・・・hihi。
なんとかやっつけてる。
最終的にはこんな感じだ。
GPSはDSUBは使わず直付けでGPS側のコネクタで抜き差しする事にした。設定用端子は4pソケットを使い別に4p~dSUB9p変換クロスケーブルを作った。電源とトランシーバ接続はヘッドピンとヘッドピン用ソケットにした。
いよいよ設定。設定用の接続時はGPSは外す。右の4pコネクタにdSUBアダプタを繋ぐ。そしてノートPCなのでUSB-RS232C変換ケーブル(秋月)を使いPCへ。設定ソフトはVMwareを使うwindows 版で。設定はPOMの説明書の他にJM7MUU本田さんのサイトと本家APRStrackerのサイトを参考にさせて貰った。
VMwareのインストールは上記のJM7MUU局のサイトを参考にした。ソフトの起動の前にpcのrs232cポートのCOM番号をチェックし、初期設定ファイルを変更しておく。
ファイルは「APRS_TrackerSet_Linux.vmx」これをメモ帳で開くと56行目付近に下記の行がある。
serial0.fileName = “COM6”
USBシリアル変換ケーブルのポートがCOM6なのでこうなる。 修正したら上書き保存して「APRS_TrackerSet_Linux.vmx」をダブルクリックして起動するとVMware が起動しLINUXがVmware上で動き出しAPRSTracker設定ツールが起動する。うまくTrackerとつながっていれば以下の画面でとまる。
このときVmware上をクリックするか「CTL+G」でコントロールがVmwareに移るのでここでエンターキーを押すと自分でAPRSTrackerを探しに行き現在の設定を読み込んで表示しまたコマンド待ちになる。
一番下にカーソルがあるので 「1」+crで、メニュー1の入力待ちになる「ja6hor-9」+crで設定を書き込みまた入力待ちになる。
1つ1つのメニュー毎に書き込みをしている仕様なのでそのまま終了すれば表示されている設定は保存されている。 なおVMwaerの終了は「CTL+ALT」でwindows に戻りVMwaerの上部メニューの 仮想マシン→パワー→シャットダウン で終了する。
*設定の追加(愛媛JA5ILMよりの情報) 新SSIDへの対応
新SSIDでは受信できないTT3などのtrackerは -12 を使う事になっております。
参照の事→ ここがわかりやすい。 または→ APRS本家
APRStrackerでは-12 は入らないが 「-<」 が -12 と言う事です。
本家マニュアルの4ページ参照 → 本家マニュアル
と言う訳で JA6HOR-< と設定した 設定画面はこのままだがaprs.fiで見るとちゃんと
JA6HOR-12となるのでご安心を(TKS JA5ILM)。
無線機とのインタフェースは手持ちの八重洲ハンディー用にした。
とりあえず動作試験。
GPSを重ねるとこんな感じ。
ケースに詰めてこんな感じだ。さて車に積み込み実験するか~。