SS Wiresをやってみた。結構便利。

最近、仕事での移動が半端無く多くなったので移動中どこでもWiresでQSOができるようにと「どこでもWires」に挑戦した。 現在の主流はWiresXだがせっかく先達が作ってくれた便利なものがあるのと、WiresXに移行して余っている機器が流用できるということでWiresⅡを使うことにした。 幸い、我々の運営している「東九州Wiresネットワーク」では WiesX↔WiresⅡ↔EchoLink とこの3つがGatewayされているのでWiresⅡでも問題なし。 その上、SSWiresを使えばHRI-100が不要でPCのみで完結する。WS000035 東九州QSOルームのGateway(WiresX↔WiresⅡ) なお、SSWiresについては全面的に開発者のJM7MUU局サイトを参考にした(TNX) 使えるための必須目標は次の3つだ。
①遊んでいるノートPCを使う。
②どこからでもアクセスできる様、携帯回線(LCC)を使う。
③無線用に車に取り付けたモービルマイクとスタンバイSWを使う。 またこのモービルマイクはTM-D710とIC-706ⅡGとも切替器で兼用する。 2015-08-16 10.02.20 2015-08-16 10.02.31
①は以前、「字が小さくて俺には使えん!」と言う友人からいただいたSONYのノートPC VAIO P-50が小さくて手頃。 WindowsXPと言うのも軽くていいね。 取り敢えずは余分に入ってるソフトを全て削除し軽~くする。 勿論、ウィルス対策ソフトも不要。 ただオーディオ入力のマイクが内蔵のみで外部入力できないのでUSB-Audio変換を使うことに。それと外部での送受切替用にUSB-serial変換も必要。 そうなるとUSBポートが2つしかないのでUSBハブを使うことになる。
 2015-08-15 18.52.51 2015-08-15 18.52.48
500円ぐらいで購入したUSBハブ  以前何かに使おうと購入しておいたUSB-Audio変換 真空管タイプで電源入るとブルーに光りカッコイイ(笑) ②はこれもいただきもののdocomoのUSBドングル「L-03D」を使用。これにGlobal-IPを付与してくれるBiglobeのデータSIMを使うことにする。設定等はネット上に転がってるので簡単に見つかる。 ③SSWiresにはありがたいことに外部スタンバイに対応する機能もある。 RS-232Cポートからのコントロールが可能。先に書いたように当PCには232C端子はないのでUSB変換で使うことにしたが外付けでリレーを使って簡単なスタンバイ回路を作ってモービルマイクと接続した。 PCが小さいためか本体の音量が小さかったのでアンプを組み込んだ。 下の写真の左上、外側の黄色いのはボリュームつまみ。 右側上のケーブルはアドニスのモービルマイクと繋ぐ切替器に行くRJ-45ケーブル。そのすぐ下の黒いケーブルはUSBからの電源用。 また右下はAudio変換からのマイクケーブル。 黒いケーブルと下のケーブルの間にRS232Cのコネクタがある。2015-08-15 18.52.42 WS000036
配線は上記の通り このスタンバイSWとマイクの配線はKenwood TM-D710と同様にしてありLANケーブル切替器(4P)で切り替えて使える。ICOM様にはICOMとKenwoodの端子を変換

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するケーブルを別途作成した。  上からSSWires用、1つ開けてIC-706、その下の黒いのがTM-D710 一番下がアドニスモービルマイクへつながる。 2015-08-16 10.14.19
設置は座席のすぐ横に。 ソフトウェアのインストールに特に難しいところはない。 ①HRI-100用のWiresⅡソフトウェア ②SSWiresソフトウェア ③com0com(バーチャルCOMソフト) ④docomo L-03D (これはドングルをUSBに指すと自動的にドライバが導入される)勿論、他のドングルでもOK。 以上をダウンロードしながらインストールしていくが以下を参考に進める。
SSWiresインストール方法

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com0comの設定画面 Com4がWires、5がSSWiresです。
com0comはちょっと癖がある。
wiresⅡとsswirs側でCOMを決めてその二つをつなぐ設定でcom0comでブリッジを作る。
com0comは最初に一回作ったらあとは全く何もしなくていい。
WiresⅡのCOM番号をcom0comの番号に合わせようとするとNGになる。
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WiresⅡの設定画面 Com4になっている。 2015-08-15 18.59.03
SSWiresの設定画面。 上がWiersとのリンク、Com5になっている。 下が外部スタンバイ用でCom19を使っている。 要はWiresⅡとSSWiresのそれぞれのCOMポートをcom0comで繋いで上げる設定になる。SSWiresの方はそれに外部コントロール用のポート設定が必要。 2015-08-15 19.02.20
L-03Dの方は付属のソフトウェアでは起動時の自動接続設定がうまく行かなかったのでダイヤルアップ接続のところに追加して作成した。 これだと途中電波の悪いところで接続が切れても直ぐに繋ぎ直してくれる。
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無事ルームに繋がった状態。 スタンバイSWをオンにすると左側SSWiresのPTT部分が黄色になり送信してくれる。 これで完成したが使い勝手はとても良好。 いつでもどこからでも繋がる新しいハムバンドのリグを一台追加購入した感じだ。 ただ私の場合、モービルマイクを使うことを前提としたのでマイク入力で苦労した。みなさんのレポートによるとマイクの声が小さく外部(車の騒音)ノイズがとても大きく走りだすと聞こえないとの事。 色々と調べてたどり着いたのはこのPCの内蔵マイクがUSB-Audioで外部マイクをつないでいるにも関わらず、WiresⅡでマイクにチェック入れると内蔵マイクも生きてしまうと言うこと。 この内臓マイクを切断することができず結局TiVSoundと言うフリーのミキサーソフトを導入してマイクキャンセルすることでやっと解決できた。 起動時の様子は下記から https://youtu.be/O2Kv7msYnC4 以上、備忘録としてUPする。

RaspberryPiでEchoLinkのノードをやってみる。

LinuxでEchoLinkノードを動かすSvxlinkを導入する。
・まずはOSのUPDATEをやりましょう。
sudo apt-get update
sudo apt-get upgrade
・svxlink関連のファイルをダウンロードしてインストールする。
sudo apt-get install subversion libsigc++-2.0-dev g++ make libsigc++-1.2-dev libgsm1-dev libpopt-dev tcl8.5-dev libgcrypt-dev    libspeex-dev libopus-dev libasound2-dev alsa-utils
・続いて qtel をインストール
sudo apt-get install libqt4-dev
sudo wget https://github.com/sm0svx/svxlink/archive/14.08.tar.gz
ファイル名を変更する。
sudo mv 14.08.tar.gz svxlink-14.08.tar.gz
解凍する
   sudo tar xvf svxlink-14.08.tar.gz
・svxlinkのコンパイルオプションを変更するため、svxlink-14.08のディレクトリ内の
 makefile.cfg をnanoで修正する。
      cd svxlink-14.08/src
      sudo nano makefile.cfg
コンパイルオプションを変更するため以下の場所を探し
RELEASE_CFLAGS = -g -O2
のところに
  -mfloat-abi=softfp -mfpu=vfp -mcpu=native
を追加する。
続いてmakeとuser作成
sudo apt-get install cmake 
 sudo adduser svxlink
ここでは最初にパスワードを入力、後はリターンでOK
SvxLink files は  /usr, /etc and /var. にインストールされる。
build ディレクトリ作成
  sudo mkdir build
  cd build
  sudo  cmake .. 引き続き
sudo  make  (時間がかかります)
  sudo  make doc
  sudo  make install
  sudo ldconfig
終わったら、Homeディレクトリに戻りサウンドパッケージをダウンロードします。
cd /home/pi
sudo wget https://github.com/sm0svx/svxlink-sounds-en_US-heather/releases/download/14.08/svxlink-sounds-en_US-heather-16k-13.12.tar.bz2
続いてインストールします。
cd /usr/local/share/svxlink/sounds
 sudo tar xvf /home/pi/svxlink-sounds-en_US-heather-16k-13.12.tar.bz2
 sudo ln -s en_US-heather-16k en_US

あとは設定のみです。
/usr/local/etc/svxlink/の中のsvxlink.confを修正します。
sudo nano /usr/local/etc/svxlink/svxlink.conf
1. SimplexLogic
     MODULESをModuleEchoLinkのみとする
  CALLSIGNを自分のものに変更
  SHORT_IDENT_INTERVAL=-1    止める
LONG_IDENT_INTERVAL=-1  止める
  RGR_SOUND_DELAY=-1   止める
  REPORT_CTCSS=77.0 (使用するトーン周波数)
 2. Rx1
  AUDIO_DEV=alsa:plughw:1
  (0は内蔵サウンド、1はUSBサウンド)
  CTCSS_FQ=77.0 (トーン周波数)
SQL_DELAY=100
SERIAL_PORT=/dev/ttyUSB0
   (/dev/ttyS0は内蔵、USB0はUSB-Serial)

3. Tx1
AUDIO_DEV=alsa:plughw:1
PTT_PORT=/dev/ttyUSB0
最後にModuleEchoLink.conを修正する。

sudo nano /usr/local/etc/svxlink/svxlink.d/ModuleEchoLink.conf
以下を修正する
1. TIMEOUT=60  をコメントアウト
 2. SERVERS=asia.echolink.org
 3. CALLSIGN 以下を変更
 4. MAX_QSOS=1
5. MAX_CONNECTIONS=1
6. #LINK_IDLE_TIMEOUT
7. AUTOCON_ECHOLINK_ID=9999   (TestServer)
or AUTOCON_ECHOLINK_ID=494436   ( JA6VBY-L )
8. AUTOCON_TIME=300  (自動接続のインターバル)
9.PROXYを使うときは以下の設定を変更
PROXY_SERVER=elp.oitan.net
PROXY_PORT=443
PROXY_PASSWORD=jf6zsi
BIND_ADDR=10.20.30.40

これで設定終了です。
cd /home/pi でホームに戻ります。
USB機器を接続して動作確認をします。
USB-SoundにMicとイヤホーンを繋いでみましょう。
そしてsvxlink と入力すれば起動するはずです。
テストサーバーに繋がってメッセージが聞こえると思います。

別の接続でサウンド調整をしましょう。
LXTermnal を立ち上げ次のコマンドを入れます。
alsamixer
F6を押し USBサウンドを選択します。
F5を押すと録音と再生の音量を調整できます。
取敢えず音量設定が完了したら再度 ModuleEchoLink.conf
を nano で起動して接続先をテストサーバーから変更します。
完了。

最後に /etc/rc.d/rc.local または
/etc/rc.localに以下を追加すると自動起動する。

sudo nano /etc/rc.local

sudo /usr/local/bin/svxlink start

 

次のサイトを参考にさせていただきました。
ありがとうございました。
・http://www1.bbiq.jp/dhiro/99_blank009.html
・http://www1.bbiq.jp/dhiro/99_blank016.html